「アセトアニリドの合成」
目的
アセトアニリドを合成して収量を測定する。アセトアニリドの粗結晶を再結晶させてその融点を測定する。
原理
アニリン
C6H7N,分子量93.13。特異臭のある無色の液体。融点-6℃、沸点184℃、71℃。水蒸気蒸留できる。比重d15151.0268,屈折率n20D1.5863気化熱113.9cal・g-1、引火点76℃、空気中では徐々に赤くなり、最後には黒色不透明になる。蒸留して使用する。塩基解離定数Kb=4.6×10-10(25℃)。水に難溶。エタノール、エーテル、ベンゼンに易溶。用途としては染料や香料の原料として利用される。また、アニリンはペントースの検出試薬...